2024年上半期トレンドランキングに猫の話題が！

2024年6月5日2024年6月9日

シンクタンク組織「Z総研」は、Z世代を研究対象とした「Z総研2024年上半期トレンドランキング」を発表しました。

このランキングは、Z世代の嗜好や関心を把握するため調査です。調査期間は2024年4月26日から5月6日までで、インターネットを通じて自社メディア「Nom de plume（ノンデプルーム）」のLINE@会員を対象に実施されました。

調査は複数回答形式で行われ、有効回答数は全国から626人（中学生110人、高校生245人、大学・専門学生159人、社会人112人）に上りました。

今回のランキングでは、「言葉」「食べもの・飲みもの」「コスメ」「コト・モノ」「YouTubeチャンネル」「TikToker」「俳優・女優」「アイドル」「アーティスト」「曲」の10部門でのトレンドが発表されました。特に注目すべきは、各部門における新たなトレンドがどのように形成されているかです。例えば、言葉の部門では新しい流行語がどのようにして広まるのか、食べもの・飲みものの部門では新しいフードトレンドがどのように生まれているのかが明らかにされています。

今回の調査結果からわかることは、Z世代が持つ独自の価値観や興味が社会に与える影響がますます大きくなっているということです。彼らの消費行動や情報収集の方法は、従来の世代とは大きく異なっており、特にSNSを活用した情報の拡散やトレンドの形成が顕著です。このようなZ世代の特性を理解することは、今後のマーケティング戦略や商品開発において非常に重要となるでしょう。

その中でも、猫関連の話題がありました。そこで、今回は猫に関する2024年上半期におけるZ世代のトレンドについてまとめ、考察しました。

もくじ　-Contents-

トレンドランキングに上がった猫関連の話題

猫ミーム

「猫ミーム」が2024年上半期の大人気トレンドとなっています。これは、猫の動画や画像を使って日常の感情や状況をユーモラスに表現するものです。

LINEリサーチの調査によれば、男女問わず全ての年齢層で「猫ミーム」が1位にランクインしています。このトレンドは、猫の愛らしさとSNSでのシェアしやすさが相まって、多くの人々に受け入れられています。

InstagramやTiktokなどでは見ない日がないくらい流れてきましたよね。

猫プリン

「猫プリン」という猫の形をしたプリンもZ世代の間で話題となっています。特に、プリンを揺らして楽しむ様子を動画で撮影し、SNSに投稿することが流行しています。

この「猫プリン」は、見た目の可愛さだけでなく、動画映えする点が人気の理由です。揺らして撮影することで、SNS上で多くの「いいね！」やシェアを集めることができるため、若者たちに大人気となっています。

猫好きとして、猫の形をした食べ物が流行しているのはとても嬉しいです。見た目も可愛くて、食べるのがもったいないくらいです！

今後の猫関連トレンド考察

双方向な猫コンテンツ

現在の猫プリンのようなエンターテインメント性の高い食べ物は、猫関連のインタラクティブな製品やアプリにも応用できるでしょう。たとえば、猫の動きに反応するインタラクティブなゲームやアプリ、リアルタイムで猫の行動を観察できるライブストリーミングサービスなどが考えられます。

猫の健康と福祉に関する関心の高まり

Z世代はペットの健康や福祉にも関心を寄せているため、今後は猫の健康管理に関する情報や製品の需要が増加すると考えられます。特に、健康維持のためのサプリメントや特別な食事、猫のストレスを軽減するためのグッズなどが注目されるでしょう。また、猫の健康状態をモニタリングできるスマートデバイスも普及が進むかもしれません。

ソーシャルメディアの影響力

ソーシャルメディアは今後も猫関連のトレンドに大きな影響を与えるでしょう。特にTikTokやInstagramのようなプラットフォームでは、猫のかわいらしい動画や写真が瞬時にバズることが多いため、新しいトレンドが生まれやすい環境が整っています。これにより、猫の飼い主や猫好きのコミュニティがますます活発になり、情報交換や新しいアイデアの共有が進むと予想されます。

今後の猫関連トレンドは、技術の進化とZ世代の関心により、ますます多様化し、インタラクティブかつエンターテインメント性の高いコンテンツが増えていくでしょう。また、猫の健康や福祉に対する関心も高まり、それに対応した製品やサービスが注目を集めると考えられます。ソーシャルメディアを活用した新しいトレンドの発信も引き続き重要な役割を果たすでしょう。