お風呂のお湯が出てくるところを見たいサイベリアンきなこ。
きなこは、お風呂場が好きです。ドアを開けると、ぴょこんと顔をのぞかせて、「今日もやってる?」とでも言いたげに足元にすり寄ってきます。
とくに興味津々なのは、お湯が出てくる瞬間。お湯を張る音がすると、どこからともなくやってきて、湯船のふちに前足をかけ、じーっとお湯の出どころを観察し始めます。

勢いよく流れるお湯にも驚く様子はなく、むしろ楽しそうに目を丸くして、ぽたぽた垂れるしずくに手を伸ばしてみたり。
実は、サイベリアンは猫の中でも珍しく「水が苦手ではない」猫種。もともとロシアの寒冷地で生まれた彼らは、雪や湿気に強い分厚い被毛をもち、水をあまり嫌がらない子が多いのです。
サイベリアンって水を怖がらないの?
1. ダブルコート+撥水性のある被毛
サイベリアンの特徴である厚いトリプルコート(またはダブルコート)は、水をはじく性質があります。そのため、濡れても皮膚まで浸透しにくく、冷たさや不快感を感じにくいとされています。
2. 雪の多いロシア出身
サイベリアンはロシアの極寒地域が原産の猫種で、雪や湿気に耐える体質になっています。水に対する耐性が自然と高くなっていると考えられています。
3. 水に興味を持つ個体も多い
蛇口から出る水をじっと見つめたり、手を出してチョイチョイしたりする好奇心旺盛なサイベリアンも少なくありません。中にはお風呂場に入るのが好きな子や、水遊びを楽しむ子もいます。
ただし個体差あり!
とはいえ、すべてのサイベリアンが水好きというわけではありません。性格によっては、水を怖がる子ももちろんいます。猫はとても繊細な動物なので、初めての水体験が嫌な印象だった場合は、それ以降水を避けるようになることもあります。
まとめ
サイベリアンは「比較的水に強く、怖がりにくい猫種」ですが、最終的には個体の性格によります。興味を持つ子は、水場での探検や観察が大好きになることも!
きなこの実際の様子もご覧ください。

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