猫を愛する皆さん、こんにちは。
突然ですが、玉ねぎってどこで保存していますか?
今のような暑い夏は冷蔵庫に入れている方が多いとは思いますが、基本的に常温保存できる野菜です。
わが家でも夏場以外は玄関など、日が当たらない風通しの良い場所で保存しています。
ちなみに、玉ねぎは湿気を嫌うので、常温で保存する場合は新聞紙に包んで置いておくといいですよ。
玉ねぎは多くの料理に欠かせない食材ですが、猫にとっては危険な存在です。
今回は、玉ねぎがなぜ猫にとって有害なのか、その危険性と対策について詳しくお伝えします。
実はわが家でも、おもちが玉ねぎを食べてしまったことがあるんです。
猫と玉ねぎの関係
玉ねぎ(およびその関連植物であるにんにく、ねぎ、ラッキョウなど)は、猫にとって非常に有害です。
これらの植物には、猫の赤血球を破壊する化学物質が含まれており、貧血を引き起こす可能性があります。
特に、玉ねぎには「チオ硫酸塩」という成分が含まれており、これが猫にとって毒性があります。
玉ねぎを食べたときの中毒症状
猫が玉ねぎを摂取すると、以下のような中毒症状が現れることがあります
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 食欲不振
- 衰弱
- 呼吸困難
- 黄疸(皮膚や目が黄色くなる)
- 血尿
猫が玉ねぎを食べたときの対処方法
もし猫が玉ねぎを摂取してしまった場合、すぐに獣医に連絡し、指示を仰ぐことが重要です。早期の治療が中毒の重症化を防ぐために必要です。
予防策
- 猫の手の届く範囲に玉ねぎを置かない
- 玉ねぎを含む食品を猫に与えない
- 玉ねぎの皮や切れ端をゴミ箱にきちんと捨てる
玉ねぎは猫にとって非常に危険ですので、絶対に猫に与えないように注意しましょう。
どのくらいの量の玉ねぎを食べたら危険?
猫がどのくらいの量の玉ねぎを食べたら危険かは、猫の体重や健康状態によって異なりますが、一般的には非常に少量でも有害です。
玉ねぎの危険な量
体重の0.5% の玉ねぎを摂取すると中毒症状が現れる可能性があります。
例えば、体重4kgの猫であれば、約20gの玉ねぎが危険とされています。
具体的な量の例
- 生の玉ねぎ: 20g程度
- 玉ねぎのスープやソース: 少量でも危険
- 調理済みの玉ねぎ: 加熱しても有害成分は残るため食べてはいけない
玉ねぎの摂取量が少量でも、特に敏感な猫では中毒症状を引き起こすことがあります。
そのため、玉ねぎやそれを含む食品を猫に与えないことが最善の予防策です。
おもちの場合、親子丼に入っていた加熱した玉ねぎを一かけら食べたと思われます。
目を離した際の出来事だったので、定かではないのですが・・・
すぐに動物病院に連絡しましたが、その量であれば経過観察で、症状に変化がなければ様子見でよいと言われました。
おもちは食べているものに何でも興味を示すので、要注意な猫です。
逆に、同じノルウェージャンのあんこはご飯にあまり興味を示しません。
さらに偏食で、新しいものはなかなか口をつけないんですよね。
猫種の違いよりも、個体差のほうが大きいように感じています。
玉ねぎの旬な時期
玉ねぎには、新玉ねぎと貯蔵玉ねぎの2種類があります。
新玉ねぎ
新玉ねぎは、春から初夏(3月~5月頃)にかけて収穫されます。瑞々しくて甘みが強く、生で食べるのに適しています。
貯蔵玉ねぎ
貯蔵玉ねぎは、収穫後にしばらく乾燥・熟成させることで保存性が高まり、通年で出回ります。これらは煮込み料理や炒め物に適しています。
玉ねぎは年中手に入る食材ですが、それぞれの旬の時期に応じた食べ方を楽しむことで、よりおいしくいただくことができます。
ちなみに、おいしい玉ねぎの見分け方は、ツヤがあり、丸くて全体的に硬く締まっているものがいいみたい。
新玉ねぎの場合は、水分が多く含まれているものが新鮮な証拠なので、持ってみて重みがあるものを選びましょう。
新玉ねぎは傷みやすいので、表面に傷がないものを選ぶこともポイントのようです。
猫が玉ねぎを食べてはいけない理由
玉ねぎは、猫にとって非常に危険な食材です。
その理由は、玉ねぎに含まれる「チオ硫酸塩」が猫の赤血球を破壊し、貧血やその他の深刻な健康問題を引き起こす可能性があるからです。
たとえ少量でも、猫にとっては有害であり、誤って摂取してしまった場合には迅速な対応が必要になります。
猫の健康と安全を守るためには、私たち飼い主が十分な注意を払うことが重要です。
猫と一緒に暮らしている責任として、日常生活の中でも、玉ねぎやその他の有害な食材を猫から遠ざけておきましょう。
今後も猫の安全と幸福を考え、適切な環境を整えていきましょうね。
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