先日、Instagramでも紹介しましたが、「きなこの山」という名前のお菓子を衝動買いしてしまいました。

自分の猫の名前にちなんだものって、ついつい買ってしまいますよね。。
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「これ、きなこと関係ないってわかってるのに…」と思いながらも、レジに向かう手は止められず(笑)。


買って家に着いた瞬間、「ほら見て、きなこちゃん!君と同じ名前だよ〜♪」と話しかける始末。
きなこ本人(本猫)は全く興味なさそうな顔でこちらを見ていましたが…。
それでも、なんだか嬉しくて、お菓子の袋すら愛おしく感じてしまうんですよね。
愛猫の名前と同じものを見つけると、「これは運命かも!」って思ってしまう、これって猫飼いあるあるじゃないでしょうか?
一応これには科学的根拠があるようです。


「似たものを欲しくなる」心理の科学的根拠
① 自己関連付け(Self-Referencing)効果
自分と関係のある情報は、他の情報よりも記憶に残りやすく、また好意的に感じやすいという心理効果です。
- 猫の名前が「きなこ」の場合、「きなこ」に関連するモノ(お菓子やグッズなど)を見ると、「これはうちの子と関係ある!」と無意識にポジティブに感じる。
- 脳科学的には、自己関連づけが起こると**内側前頭前皮質(medial prefrontal cortex)**が活性化することがMRIを使った研究でも分かっています。
② 親近効果(Mere Exposure Effect)
何度も見たり聞いたりしたものに対して、好意を持ちやすくなるという心理現象です。
- きなこという名前を日常的に使っていると、「きなこ味」「きなこ餅」「きなこ色」などに自然と親しみを感じ、選びたくなる傾向が強まります。
③ 感情的価値の転移(Affective Tagging)
特定の感情が、関連づけられた他のものにも転移する現象です。
- 「きなこちゃん(猫)」に対する愛情が、「きなこ風味のお菓子」や「きなこ色の雑貨」などにも転移し、「あ、これも好き」と感じやすくなります。
こんなことを言い訳にしながら、また今日も猫グッズを見るたびに衝動買いしちゃうのでした。
もはや「おもち、きなこ、あんこ」という単語を見かけるたびに、反射的に反応してしまう自分がいますが、これも全部、猫たちが日々癒しと幸せをくれるおかげ。


愛猫の名前にちなんだものを集める―それはただの収集癖ではなく、れっきとした“愛の証”なのです(たぶん)。
あなたのおうちの猫ちゃんの名前にちなんだアイテム、ついつい集めちゃっていませんか?
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