猫ってモフモフしてて、見た目はボリューミーなのに、

えっ!?そこ通れちゃうの!?
って驚くような場所に入り込むことありますよね。
でも実は、ちゃんと理由があるんです。
今回は、わが家の猫たちと一緒に、その理由について解説します。
理由は3つあるので、順番に紹介しますね。
猫が狭いところを通れる理由
理由その1 頭



猫の体の中で一番幅があるのはどこでしょうか?
そう、頭です!
つまり、頭が通る=体も通れる!という、超シンプルな法則が猫の世界では成り立つのです。
「この隙間、いけるかニャ?」と頭で測っているんですね。
理由その2 肩甲骨
猫の肩甲骨は、カッチリ固定されていないんです。
その結果、肩周りがまるでゴムのように動く!
そして体をグニャ〜っとねじって、
体をしぼって通り抜けることができちゃうわけです。
忍者みたいですよね。
理由その3 脂肪
猫の皮下脂肪はすごく柔らかいのです。
そのため、けっこう自由に形を変えられます。
まるでゼリー!
ぷにっと押すとムニャっとなる…そんなイメージ。
そのため、無理目な場所も強引に行っちゃう猫もいます。
そして通れると思ったら…お腹でつっかえた!なんてことも?
違ったみたいです。
まとめ
と、いうことで
猫がスルッと狭いところを通り抜けられるのは、
頭が通れば体も通る
肩甲骨の自由度が高い
脂肪が柔らかくて形が変わりやすい
という、しなやかすぎる猫の特性によるものなのです。
まさに猫は液体、ですね。
それにしても、こんなにスルスルと動く猫を見ていると、
「え、今どうなったの!?」と、
目を疑いたくなる瞬間がありますよね。
実はこの“液体猫”現象、海外でも話題になっていて、「猫は固体か液体か?」という研究まであるほど。


もちろん、猫たちは本当に液体なわけではありませんが、その不思議な体は、どこか物理法則を超えているように見えるもの。
そんな猫の体の秘密を知ったうえで、猫たちを見直すと「なるほど〜!」と納得しつつ、また惚れ直しちゃいますね。
ちなみに、あまりにも無理な隙間の場合は、「開けて」って顔で助けを求めてくることもありますので、そんな可愛い姿を楽しんであげてくださいね。
猫の体は、まだまだ不思議なことがたくさん。
私たち人間の感覚では計り知れないような能力が、猫にはたくさん詰まっています。
まだまだ解明されていないことが多いからこそ、猫の魅力は尽きることがありません。
今日もそばにいるその子を、ちょっとじっくり観察してみてください。
きっと、また新しい「ふしぎ」に出会えるはずです。
動画でもどうぞ
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