人懐っこい猫を迎えたい方必見!懐きやすい時期と上手なお迎え方法とは?

人懐っこい猫をお迎えするには?

猫をお迎えする際に、やっぱり気になるのが「人に懐くかどうか」ですよね。

猫はそれぞれに個性的な性格を持っており、人懐っこい猫もいれば、少しシャイな猫もいます。特に初めて猫を飼う方にとっては、できるだけ人懐っこくて優しい性格の猫をお迎えしたいと考えるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、今回は猫がなつきやすい時期と、猫を迎える際のポイントについて詳しく解説していきます。

もくじ -Contents-

猫が懐きやすい時期は?

猫の生後1ヶ月は人間の1歳に相当
猫の生後1ヶ月は人間の1歳に相当します

まず最初に知っておきたいのは、猫には社会化期と呼ばれる、成長の過程で人や他の動物に慣れるための大切な時期があるということです。この社会化期は生後2〜7週間の間で、この期間にどれだけ人や環境に慣れる経験ができるかが、猫の将来の性格や行動に大きな影響を与えます。

社会化期の重要性 生後2〜7週間のこの期間は、猫の脳が非常に柔軟で新しい経験を受け入れやすい時期です。この時期に多くの人と接触したり、家庭内のさまざまな音や動きに慣れることができる猫は、成長しても人懐っこい性格になりやすいとされています。このため、ブリーダーやシェルターなどでは、この時期に人との接触を積極的に行い、子猫に安心感を与えることが推奨されています。

また、この時期に猫がストレスを感じることなく、安定した環境で過ごすことも非常に重要です。子猫は、この期間に怖い経験をすると、その記憶が強く残り、後に人を怖がったり、新しい環境に適応しづらくなることがあります。そのため、できるだけ穏やかで安全な環境で育てられた子猫をお迎えすることが理想的です。

生後8〜16週間も引き続き大切な時期

お迎えしたときのおもちときなこ
お迎えしたときのおもちときなこ

社会化期を過ぎた後も、生後8〜16週間の期間も重要です。この時期もまだ猫は新しい経験に順応しやすく、環境の変化に対して柔軟に対応できます。この時期に新しい家族や生活環境に慣れることで、猫は安定した成長を遂げ、人に対する信頼感を深めていきます。

この時期の猫は好奇心が旺盛で、積極的に周囲のものに興味を示すことが多く、遊びを通じて新しい経験をすることが好きです。そのため、この時期にたくさんの愛情を注ぎ、楽しい経験を共有することで、猫はあなたとの絆を深め、人懐っこくなります。

わが家のノルウェージャンフォレストキャットのおもちは生後3ヵ月、サイベリアンのきなこは生後2ヵ月でお迎えしました。

生後4か月以降でも懐くチャンスは十分

社会化期を過ぎた生後4か月以降でも、猫が人懐っこくなる可能性は十分にあります。この時期になると、猫は少し警戒心が強くなることがありますが、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築けば、どの年齢でも飼い主に懐いてくれることが多いです。

この段階でお迎えする場合、焦らずに時間をかけて少しずつ接触を増やすことが大切です。特に、遊びを通じて楽しい時間を共有したり、優しく撫でて安心感を与えることが有効です。最初は警戒心が強いかもしれませんが、猫にとって「飼い主との時間が安心で楽しい」という感覚が根付くと、次第に心を開いてくれるでしょう。

猫を迎える際のポイント

猫をお迎えする際には、以下のポイントを押さえると、より人懐っこい猫との生活がスムーズに始まります。

1. 信頼できる場所からお迎えする

猫を迎える際には、ブリーダーやシェルターなど、信頼できる場所を選ぶことが大切です。特に社会化期の間に人間と接する機会が多かった猫は、人懐っこい性格になりやすいです。信頼できる場所では、子猫が健康的に育てられ、適切な社会化が進んでいるかどうかを確認できます。

また、シェルターで保護されている成猫も、人に懐きやすい猫が多くいます。シェルターではスタッフが日常的に猫と接触しており、人との関係が築かれていることが多いため、成猫でも人懐っこい猫を見つけることができます。

2. 猫との相性を確認する

お迎えする前に、猫との相性を確認することも大切です。猫はそれぞれ性格が異なり、積極的に人に寄り添う猫もいれば、少しシャイな猫もいます。

猫と触れ合ってみて、自分に近寄ってくるか、触れることに抵抗を示さないかを観察しましょう。また、スタッフにその猫の性格や過去の経緯を尋ねることも参考になります。

3. 徐々に慣れさせる

新しい環境に突然連れてこられた猫は、最初は警戒心を持つことが多いです。慌てて近づいたり、無理に抱っこしようとするのは逆効果です。最初の数日は、静かで落ち着いた環境を用意し、猫が自ら探検するのを待ちましょう。徐々に猫がリラックスしてくると、自然に人に寄り添うようになります。

猫が自ら近寄ってきたら、優しく撫でたり、ゆっくりと声をかけて安心感を与えると良いでしょう。また、猫が好きなおやつを使ってポジティブな経験を増やすことも効果的です。

4. 遊びを通じて絆を深める

猫と遊んでいる様子
猫と遊んでいる様子

猫は遊びを通じてストレスを解消し、エネルギーを発散します。猫じゃらしやボールなど、猫が興味を持つおもちゃを使って遊び、一緒に楽しい時間を過ごすことで、猫は飼い主に対してポジティブな感情を抱きやすくなります。

遊びは猫とのコミュニケーションの一環であり、信頼関係を築くための重要な手段です。

まとめ

抱っこされるきなこ(サイベリアン)
サイベリアンのきなこは、抱っこされるのが好きです。

猫が人懐っこくなるためには、生後2〜7週間の社会化期が非常に重要な時期です。この期間にどれだけ人との接触を経験したかによって、猫の性格が大きく影響を受けます。しかし、社会化期を過ぎても、生後4か月以降でも、焦らずに信頼関係を築けば、どの猫でも飼い主に懐いてくれる可能性があります。

猫を迎える際には、信頼できる場所からお迎えし、猫の性格や相性を確認した上で、少しずつ新しい環境に慣れさせていくことが大切です。

猫との信頼関係をしっかり築き、人懐っこい愛猫との素敵な生活を楽しんでください!

よろしければシェアお願いします

著者情報

頭の中は猫でいっぱい、モフモフ猫3匹と暮らしています。
毎日猫のことを考えて過ごしている猫大好き家族。

日々の幸せな生活の様子や、猫との暮らしをより良くするために勉強した内容を報告させていただいております。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

もくじ -Contents-