今回は、わが家のノルウェージャンフォレストキャット「あんこ」のお話。
あんこは、とにかく足音が大きい。
猫って、忍び足でスッと現れるものだと思っていたのに、あんこの場合は「ドスドス」と迫力満点。
階段を降りてくる音は、「人が降りてきた?」と本気で思うほどです。

他の猫たちの足音は、普段の動きでは全く聞こえないくらい。
ご飯を呼ぶときのおもちは大きな音を立てますが笑

他の猫と比べて、明らかに足音が大きいあんこ。
「もしかしてどこか体に異常があるのでは?」と心配になり、いろいろ調べてみました。
さらに、かかりつけの獣医さんにも相談してみました。
今回は、その結果と、なぜ猫の足音が大きくなるのかについてのお話です。
猫の足音が大きい理由とは?
調べてみたところ、猫の足音が目立つ理由はいくつかあることがわかりました。
体が大きい
大きな猫、特に体重がある猫は、足音が大きくなる傾向があります。

ノルウェージャンフォレストキャットは大型猫種。
体重も骨格もがっしりしていて、足音が響きやすいようです。
ただ、あんこはノルウェージャンにしては小柄。

体重も5kgより少なく、同じノルウェージャンのおもちよりも軽いです。
そのため、あんこの場合がこれが原因ではなさそう。
足の着地が強い
猫にも歩き方の個性があります。
中には足を力強くドンッと着地させる猫もいるようです。
堂々としているタイプは足音が大きくなることもあるそうです。

あんこは小柄ですが態度は大きいので、これはありそうかな。
肉球が乾燥している
肉球の状態によっても足音に影響が出るようです。
通常はクッションの役割で音を吸収してくれる肉球ですが、乾燥して硬くなると足音が響きやすくなります。
あんこの肉球をチェックしてみましたが、やわらかくぷにぷにしていて、乾燥も見られず健康そのものでした。


ピンクの肉球がかわいいです。
触り心地も最高。
そして嫌がらないので永遠に触っていられます。
ちなみに、この肉球周りの毛は「タフト」といいます。
この毛は、寒冷地に住む猫にとっては重要な保護機能として役立ちますが
フローリングなど室内では滑りやすくなってしまいます。
そのため、定期的にカットしています。
話がそれましたが、あんこの肉球には問題はありませんね。
床の材質
猫に限らずですが、フローリングなど硬い床材は足音が響きやすいです。
わが家ではカーペットは全く敷いておらず、畳の間以外はすべてフローリング。
そのため、足音は響きやすい環境です。
ただ、他の猫たちはフローリングでも静かに歩くので、これだけが原因ではなさそうですね。
興奮やアピール
猫が興奮していたり、飼い主の注意を引きたいときに、わざと足音を立てて歩くこともあるそうです。
「ごはんまだ?」とか「ここにいるよ〜」といったアピールの可能性もあるとのこと。


うん、これはありそうだ。
結論
体格と床の影響も多少あるかもしれませんが、あんこの足音が大きいのは、「存在をアピールしているから」ではないかという結論に至りました。


獣医さんの診断でも、あんこの健康面や体の異常はありませんでした。
誇らしげにドスドスと音を響かせながら歩く姿は、むしろ堂々としていてかわいらしいものです。
ちなみに、あんこのドスドス足音がリビングに響くと、
同じくノルウェージャンのおもちがソファの上でムクッと顔を上げて、
「……また来たわね」
とでも言いたげな表情をします。
しかし、あんこはそんな冷めた視線もどこ吹く風。堂々とソファの下を通過。
おもちは「仕方ないわね」とでも言うように再びまるまって寝直します。
まとめ
猫の足音が大きいのにはさまざまな理由があります。
いろんな要因が組み合わさって足音が目立つこともありますが、
特に健康に問題がなければ、猫の個性として受け止めてあげましょう。



わが家のあんこも、今日も元気にドスドスと歩いています。
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