夏が深まると、日本の多くの地域でセミの鳴き声が聞こえ始めます。
私たちの住む地域でも、朝から大きな声で鳴いています。
この独特な音は夏の象徴とも言えますが、私たち人間だけでなく、家の中の猫たちにとっても興味の対象となるようです。
ある日、いつものように洗濯物を干している際、ベランダにセミがいるのを見つけました。
いつも猫のことを考えている飼い主は、猫に見せてあげようと考えました。
そのとき、ふと思ったことが。
このセミ、猫に見せたら食べちゃうのかな?
そこで今回は、猫はセミを食べるのか、食べてしまったらどうしたらいいのかについて調べました。
セミに引きつけられる猫の本能
猫は本能的に動くものに対して強い興味を示します。
セミの鳴き声や飛ぶ様子は猫の狩猟本能を刺激するため、猫がセミを見つけた場合、じっとセミの動きを追う姿が見られるでしょう。
でも家の中で過ごす猫って、セミを見る機会がないですよね。
セミを見せた時の猫の行動
実際にセミを見せてみました。
すると・・・
おもちが興味津々。
完全に食べ物だと思っています。
他の猫たちも興味を持っている様子。
それにしても、おもちの執着がすご過ぎた。
このままだと食べてしまいそうなので、このくらいにしておきます。
猫はセミを食べる?
猫がセミを食べることはあるようです。
猫は好奇心が強く、動くものに対する狩猟本能がありますので、セミを捕まえて遊んだり、時には食べてしまうことがあります。
そして、猫がセミを食べても、基本的には大丈夫です。
野生で生きてきた猫はセミを含む昆虫を食べて生活をしていました。
調べてみると、外に出る猫たちは、今でもセミを食べることもあるようです。
しかし、セミを食べることが猫の健康に良いわけではありません。
その理由は、セミに寄生虫がいることがあるからです。
セミの中に寄生虫がいることはまれなようですが、可能性はあります。
また、セミの硬い外骨格は消化されにくく、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
もし猫がセミを食べてしまい、その後異常を示した場合は、獣医師の診察を受けましょう。
あえて食べさせることはしないほうがよさそうですね。
猫にはセミを与えないほうが無難
今回は、猫がセミに対して示す本能的な行動など、猫とセミの関係について説明しました。
猫は動くものに強い好奇心を持ち、セミを見つけた際にはその動きに引き付けられることが多いです。
猫がセミを食べる行為自体は自然な狩猟本能の一部ですが、家猫の場合はセミの摂取が必ずしも安全とは限りません。
やはり猫には猫用のキャットフードが一番です。
愛猫の健康を守るためにも、猫が自然界の一部として行動することを理解しつつ、適切な監視とケアを心がけましょう。
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