健康維持のために運動が重要であることは、誰もが知っている事実だと思います。
特に、日本では身体活動・運動不足が死亡を招く危険因子の第3位に位置づけられています。
1位 喫煙
2位 高血圧
3位 運動不足
しかし、これは人間だけの問題ではありません。
愛するペット、特に猫たちにとっても運動不足は深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
夏は人間も猫も運動不足になりやすい
夏の暑さは人間にも猫にも大きな影響を与えます。
高温多湿の環境では、私たちは外出を避け、室内で過ごす時間が増えがちです。
同様に、猫も涼しい場所を求めてじっとしていることが多くなります。
これが、夏に運動不足になりやすい原因です。
人間の運動不足とその影響
夏の暑さは、外での運動やスポーツ活動を控えさせる要因となります。
エアコンの効いた室内で過ごす時間が増えると、自然と身体活動の機会が減り、運動不足に陥りがちです。
毎日これだけ暑いとしかたない気もします。
これが続くと、体力の低下や体重増加、さらには心血管系の疾患リスクが高まる可能性があります。
また、テレワークが増えたこともあり、パソコン作業などで座っている時間も増えましたよね。
私もブログ執筆中など、数時間座りっぱなしことがよくあります。
この座りっぱなしが、健康に良くないという研究結果があります。
それは、1日9時間以上座りっぱなしでいると、死亡のリスクが大きく上がる、というもの。
肥満、心疾患などの割合も高くなるのだとか。
また、座りっぱなしでいると、血流の流れが悪くなり、集中できなくなります。
注意力も散漫になり、結果的にミスが多くなることで、さらに時間がかかってしまうことも。
定期的にストレッチしたり散歩に行ったりできる余裕があればいいのですが、そうもいっていられないときもありますよね。
そこでこの問題を解決するのが、立って仕事をすること、です。
以前ニトリに行ったときに、スタンディングデスクなるものを見つけました。
これを使うことで、体を動かす機会を増やそうというもの。
私は常時まだそこまで長い時間を座って作業するわけではないですが、将来的にはもっと長くデスクワークをすることになる(というか、そういう仕事を目指している)。
なので、それを踏まえて、立ってパソコンを使う習慣を取り入れていきたいと思っています。
いきなり全部を変えることは難しいので、まずは気楽に使えるスタンディングデスクを購入してみます。
猫の運動不足とその影響
室内飼いの猫は特に運動不足になりがちです。
野生の猫は狩りを通じて自然に運動を行いますが、家庭内で飼われている猫はその機会が限られています。
夏の暑さが加わると、さらに動くことを避け、涼しい場所でじっとしていることが増えます。運動不足は猫の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
ただ、猫は日中ほとんど寝ていたり、動かないことのほうが多い動物。
どうやって運動不足かを判断したらよいのでしょうか。
猫の運動不足を判断する方法
以下のポイントに注目することで、猫の運動不足を判断する手助けとなります。
体重の増加
定期的に体重を測定し、急激な増加がないか確認しましょう。
運動不足により肥満になりやすくなります。
活動レベルの低下
以前は活発だった猫が急に遊ばなくなったり、動きが少なくなった場合、運動不足の可能性があります。
行動の変化
猫が日中にずっと寝てばかりいる、または興味を示していたおもちゃに関心を示さなくなった場合、運動不足の兆候かもしれません。
体力の低下
軽い運動でもすぐに息切れするようになった場合、運動不足による体力の低下が考えられます。
猫の運動不足を早期に発見し、対策を講じることが重要です。
猫の運動不足を防ぐ方法
猫の健康を維持するためには、適切な運動を促す環境作りが重要です。
以下、夏でも猫の運動不足を防ぐためのいくつかの方法を紹介します。
新しいおもちゃの導入
猫が興味を持ち、遊ぶことができるおもちゃを与えましょう。
猫の狩猟本能が刺激されるものがいいですね。
涼しい時間帯に遊ぶ
朝晩の涼しい時間帯を利用して、猫と一緒に遊ぶ時間を設けましょう。
気温が低い時に活動することで、猫も快適に運動することができます。
キャットタワーやキャットウォークの設置
キャットタワーやキャットウォークを設置することで、猫が登ったり降りたりする運動を楽しむことができます。
これにより、室内でも十分な運動量を確保できます。
猫も人も運動不足にならないように
人間にとって身体活動・運動不足が健康に与える影響は重大ですが、これは猫にとっても同様です。
特に夏の暑い時期には、運動不足になりやすいため、適切な運動環境を提供し、日常的に運動不足を解消する努力が必要です。
愛する猫の健康を守るために、涼しい時間帯を利用したり、おもちゃを活用して、楽しく運動できる環境を整えましょう。
運動不足を防ぎ、健康な生活を送っていきましょうね。
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